精神科
専門医研修プログラム「ゆい」
研修制度の概要
理念と目的
当院は「心を病める人にへいあんを」を基本理念に、沖縄県中南部圏域において、精神科救急を含む急性期から、精神科リハビリテーションまでを一貫して地域に提供する精神科専門病院です。県内医療機関との連携も積極的に行なっており、コンサルテーション・リエゾン精神医療の研修も可能で、令和7年度から沖縄県立南部医療センター精神科で3か月の研修を行っています。
その実績と当院の特色を生かし、多くの精神科疾患に対応できる精神科専門医を育成することをこのプログラムの目的としています。
特徴と強み
当基幹病院では精神科救急病棟(スーパー救急)、精神科治療病棟(準急性期、重症慢性)、認知症治療病棟、精神科療養病棟、医療療養病棟など全ての精神疾患に対応可能な病棟を有し、統合失調症、気分障害、不安障害、認知症、アルコール使用障害、発達障害、高次脳機能障害を伴う器質性精神障害など、広範囲な精神障害の症例について研修することができます。
また、未成年の精神科疾患に対しても入院を含め柔軟に対応しています。
専門性を高めるために、3年間のプログラムの中で関連各施設をローテートすることによって多彩な症例を経験する事ができます。
また、医師の働き方改革や子育て支援にも積極的かつ柔軟に対応してきました。宿直明けの連続勤務を避ける取り組みや女性医師だけでなく、これまで2名の男性医師が約1か月の育児休暇を取っています。
病院の概要
日本専門医機構精神科専門医研修施設 / 応急入院指定病院 / 高次脳機能障害拠点病院 / 医療観察法指定通院医療機関 / 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄協力型病院
精神科の病棟機能として、精神科救急病棟、準急性期治療病棟、認知症治療病棟、社会復帰のためのリハビリテーション病棟や精神療養病棟(6病棟)に加え、特定疾患や特別な医療と介護が必要な患者を受け入れる療養病棟が2つ、計8病棟で運営。