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〒901-2553 沖縄県浦添市字経塚346番地

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TRAINEE 精神科心理臨床研修制度

基本方針

プログラム

精神科医療・基礎的な心理実務を学ぶ時期
【1年目】

  • オリエンテーション

    精神科臨床研修スケジュールや精神科医療機関と関連施設、法人職員として求められる役割について説明していきます。

  • 病棟・施設研修

    法人で働く専門職の役割、各種病棟、各種施設を1日体験しながら精神医療の全体像を学びます。

  • 各種講義

    精神科医療機関に勤めるうえで必要な知識を包括的に学ぶ機会として新職員研修や、隔離・拘束研修、CVPPP(非暴力的介入法)などを学びます。

  • 予診・各種検査

    研修では多くの患者様、ご家族からお話を伺う機会として予診業務を行います。また、様々な方に対応できるように豊富な検査を準備しています。

心理面接・地域支援・臨床を
研究へつなげることを学ぶ時期
【2年目】

  • 心理面接
    グループアプローチ

    スーパーバイズを受けながら面接技術の向上を目指します。集団療法では修了までにリーダーの役割が担えるよう進めています。

  • 硏修発表
    (院内学会)

    研修で得られた気づきや理解を研究として捉え直します。その過程を経ることで、臨床・研究の両方の見方を持てるようにしています。

  • 研修修了
    報告会

    研修を総括し、卒後の臨床活動に経験を活かせるようにします。何に疑問を持ち、何が足りないのか、自身を知るきっかけにもなっています。

サポート体制

医療人、医療法人へいあんの職員としての基本的自覚・態度を身につけ、当院の理念や精神科医療の現状や役割などを学んでいきます。
後期には、フォローアップ研修も行われます。

講義研修

講義研修

  1. 臨床心理講義研修
  2. 発達障害講義研修
  3. 高次脳機能障害講義研修
  4. 精神科薬剤講義研修

臨床場面での実際的な関わり方や各疾患に対する知識、薬物療法、各種制度や法律について、専門的理解が深められる講義を予定しています。当院は高次脳機能障害の拠点機関としての活動や児童精神科医による発達障害の診療も行っており、当院の特色に応じた講義も予定しています。座学での講義に加えて、各部署・各施設の1日研修も予定しています。

ミーティング

ミーティング

  1. 症例検討会:毎週木曜日開催
  2. 業務ミーティング:月に1回
  3. 研修生ミーティング:毎週
  4. 心理勉強会:月に3~4回

毎朝のミーティングをはじめ、スーパーバイズ(事例検討)、勉強会、業務ミーティング、研修生ミーティングなど様々なミーティングがあります。先輩心理士の面接内容や研修生同士で学びあう機会となっております。研修生ミーティングでは、研修の進捗状況を確認し短期~長期の目標を設定します。

研修会

研修会

  1. 院内研修(CVPPP/ピネル抑制法について/医療安全についてetc)
  2. 高次脳機能障害支援普及事業研修・講演会(年4回程度)
  3. 児童精神科医による発達研修会(年6回程度)
  4. 他機関開催の研修(発達障害者支援センター主催/各種研究会主催:1/月程度)

精神科医療機関の職員研修(新人研修、隔離拘束、CVPPPなど)や専門的な外部研修(抗精神病薬や各種専門的支援について)があります。研修会は参加のみならず運営にも携わりながら学んでいきます。他機関とのつながりもあるため、院内外での研修会に参加することができます。

報告形式

報告形式

  1. 毎日の研修報告は、LINE上で行い、それに対してスタッフでコメントします。
  2. 実習後はレポートを提出してもらい、学んだことをまとめる機会を提供します。
  3. 毎年、研修終了報告を提出して頂きます。
  4. 最終年度には、院内学会にて研修成果の発表を行います。
  5. 研修報告会を2年目の3月には行います。

日々の研修報告をLINE上で行い、各部署・施設への実習はレポート提出をして頂きます。これに加えて1年毎の研修修了報告書や院内学会・研修報告会など、様々な形で日々の臨床をまとめる作業をして頂きます。LINEでは臨床現場で感じる疑問などもあげてもらい、先輩心理士からコメントするなど双方向のやり取りが出来るような取り組みを目指しています。

平安病院臨床心理士の現状

スタッフ数22名(男性7名/女性15名)
(心理療法係 13名 / リワーク 2名 / 小児クリニック 1名 / 相談支援事業所 2名 / 親子教室 1名 / 研修生 3名)
心理依頼数727件(R3年度実績)
心理検査・面接数6050件(R3年度実績)
対象疾患様々な疾患について研修を受けられます。
《統合失調症、器質性精神障害(認知症含む)、発達障害、気分障害、神経症、人格障害等》
実施検査多くの検査が準備されており、様々な査定に対応できます。
《知能検査(WAIS-3等)、発達検査(PARS、Vineland等)、神経心理検査(WMS、BADS、WCST、ギャンブリングタスク等)、心理検査(バウムテスト、MMPI、ロールシャッハテスト、SCT等)》

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