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医療関係者向け情報

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2015年01月07日

大田院長 年頭のあいさつ

2014年を振り返って

 

昨年を振り返ってということで ネット上など探してみましたが、あまり記事の材料もないので日経メディカル読者の選ぶ重大ニュースを拾ってみました。

 

1位は「STAP細胞」でした。理研が大々的な記者会見を行い、割烹着で実験する理系女子が注目を集めましたが、論文に不正疑惑が持ち上がり 4月1日には理研が論文に捏造があったことを認めました。8月には、STAP細胞論文の執筆者の1人である上司の方が自殺。12月19日には、理化学研究所が検証実験の結果を発表し「STAP現象は再現できなかった」とする会見を開きました。医学研究を行ってきたものとしては深く考えさせる事件でした。

 

2位のエボラ出血熱はいまだに感染の制御はできていません。現時点では日本に上陸していませんが、なにやら破滅物のSFのような恐怖感を感じます。

 

4位のデング熱は、国内感染例が続々と見つかり、感染症として定着した可能性も指摘されています。地球温暖化で日本も熱帯化していくのでしょうか。感染症と言えばこれから冬にかけて例年通りインフルエンザとノロウイルスには注意が必要です。

 

そのほか医療事故。訴訟系では、降圧薬問題をはじめとした臨床研究不正(6位)、大学病院の麻酔薬事故(8位)が上位にランクイン。「全国で相次ぐ腹腔鏡下肝切除術での死亡事故」というのも今年後半の話題に上がりました。医療事故はマスコミにとっては恰好のスキャンダルの材料になります。センセーショナルな記事が医療側の萎縮につながらなければいいのですがと思います。

 

新技術関連では、2014年に続々登場した新規糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」が5位にランキング。番外ですが、「iPS細胞の臨床応用、黄斑変性から」「C型肝炎でインターフェロンフリー療法が可能に」もありました。県内の大学でもiPS細胞を利用した精神疾患の遺伝子解析の情報もありますしこれから期待できる分野です。

 

当院は2013年新病棟も完成しましたが、諸事情で午前診療制や病棟再編など診療上の工夫を行っているところです。精神医療は医療の中でも弱者の分野になると思いますが、なかなか この難儀な仕事を続けていこうという人材がいないのが実情です。この記事を読んでいらっしゃる方で是非これからの精神医療を担っていきたいと思う方がいらっしゃれば当院へお問い合わせいただけると幸いです。

平安病院 病院長 大田裕一

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