患者さんの声 平成28年6月

患者さんの声 平成28年6月

平安病院では、院内数箇所にて投書箱を設置しており、その投書箱へ寄せられた「患者さんの声」をご紹介いたします。

内容はさまざまで、病院環境へのご要望や感謝のお気持ち、苦情などが寄せられます。いただいた内容はご本人へ直接回答をいたしておりますが、一部をこちらでもご紹介させていただきます。

Q
南館を新しくしてほしいです。
エレベーターがややこしいです。
東館へ行けるように新しくしてほしいです。

A
ご意見ありがとうございます。
南館は平成15年に建設されており、今年で13年を迎えております。
所々で不具合をおかけしております。
皆様には不自由をおかけしております。その都度、修繕、補修等を行い、環境整備に努めてまいりますのでお気付きになられることがありましたら、お近くのスタッフまでお声掛け下さい。
貴重なご意見ありがとうございました。

Q
私は将来留学するのが夢ですが、長期間滞在するとなると診察や薬が必要です。そこでSkype診療をやってほしいなと思います。
そして処方箋を貰い、薬をもらって送料はもちろん自己負担です。
今時はそういう方法もありだと思うので、ご検討の方をよろしくお願い致します。
私もすぐに留学するつもりはないのですが、近い将来Skype診察ができることを心待ちにしております。もちろん病院には保護者が行きます。

A
ご意見ありがとうございます。
魅力的な診察方法ですね。
Skype診療を実際に行っている医療機関もあるようですし、今後当院の診察のいち方法として検討できることだと思います。

今後、会議の中で提案をして行きたいと思います。

Q
2階には卓球台があったから、3階にもおいてほしい。
いい運動にもなるし、ストレス発散にもなるから。

A
ご意見ありがとうございます。
たしかにあれば、運動やストレス発散にもなりますね。
他の療養者の意見もきけるコミュニーミーティングの議題として取り上げてみます。その中で意見が多ければ、設置できるかを相談していきたいとお思います。

Q
今回、薬の飲用を止めてしまい、再入院になってしまいました。人は心がけ一つで、よくも悪くも変わってしまうのだと学ばさせて頂きました。
自分が悩んでいたら、誰かに相談する大切さ、それが一番不安感をなくすことにもつながるなと思いました。
多々、ご迷惑ばかりかけてしまい本当に申し訳なく思っております。
入院を受け入れて頂き本当にありがとうございます。
薬の重要性を感じており、自分の不甲斐なさに情けなくなります。
退院しても薬をきちんと飲めるように努力したいです。

A
ご意見ありがとうございます。
怠薬によって苦しい思いをなされたのですね。
今回の事でいろいろ気づけたことに目を向け、「気がつけて良かった」と前向きにとらえることが出来るといいですね。

当院では、患者さんを取り巻くすべての環境が全体として治療的な構造をなるような「治療共同体」の実現を目指しており、「誰かに相談する大切さ」(他者)や「薬の重要性を感じる」(自分)と書かれているように色んな人の関わりが治療に反映されます。

今後の入院生活や退院してからの生活も自身の意識と他者(家族や医療スタッフ)の関わりで治療を進めていくことになるので、今後とも一緒に歩んで行きましょう。