身体科から
精神科へ
career enhancement
- なぜ精神科へ移ろうと思ったんですか?
- 患者さんの立場にたった、寄り添う看護を提供したいと考え、今まで色々な医療現場で働かせていただきました。私が携わってきた医療現場では身体的疾病の検査・治療が最優先の看護でした。その中でどの患者さんにも共通して言えることは、何らかの不安や恐怖を抱えているということです。それはご家族の方も同じでした。
また、現場では身体的に問題はないが連日、体調不良と不眠を訴え、受診される方、手術後の経過は良好だが不安感が増している方、過量服薬やリストカットを繰り返す方と、精神的にも問題を抱える患者さんもいました。患者さんやご家族の精神面に配慮して関わる努力をしてきました。
しかし、限られた時間の中で十分な心のケアが出来ていたのかと考えると自身がありませんでした。
この様な経験から精神科領域への興味を抱き、今後は精神看護を深く学んで行きたいと思い平安病院へ入職しました。
他科
精神科へ
精神科救急病棟への入職当初は今まで働いていた医療現場とは違う、精神科特有の雰囲気に圧倒され戸惑うこともあり、現場に慣れる事で精一杯でした。
諸先輩方の患者さんとの関わり方から色々な事を学び、自分自身学習することで自然と患者さんとの関わりも増え、色々な不安や症状などを打ち明けてくれる事が多くなっています。
また、プリセプターチューターのサポートや病院内研修も充実しており、精神科疾患に対する理解を深める事が出来ます。このような恵まれた環境の中で、今後も学びを深め成長していきたいと思います。
業務で手が空いた時に患者さんと卓球をしたり、会話をしたり、コミュニケーションを取るように心がけています。